検索結果には通常、WebページのタイトルとURL、Webページの説明文が表示されます。リッチスニペットでは、スニペットの情報に加えてレビューや画像といった情報が表示されます。リッチスニペットが表示されると検索結果上で得られる情報量が増えるため、検索ユーザーの目に留まりやすくクリック率が高くなる傾向があります。
リッチリザルト（リッチスニペット）を表示するためには構造化データを記述することが必要です。構造化データとは簡単に言うと、機械が理解できる形でモノゴトの意味を伝えることができる書き方のことで、具体的にはJSON-LDという言語を使います。もし書き方が分からなくても構造化データをデフォルトで実装している CMS のテンプレートやリッチリザルト用のプラグイン、あるいは構造化データを生成するツールを利用することもできます。
ゼロから始めるセマンティックSEO&構造化データ（スライド&動画）
【徹底解説】JSON-LDを使ったschema.orgの記述方法 （記事）
構造化データを記述することで例えば以下のようなことも可能になります。
・検索結果でのリッチリザルト
・Google アシスタントがニュースを読み上げる Speakable
・How-to や FAQ などのアクションの実行
リッチリザルト（リッチスニペット）にも使われる構造化データを検証するための新しいツールを Google は公開。
Introducing Rich Results & the Rich Results Testing Tool
名称を「リッチリザルト」に統一
構造化データを利用した検索結果の特別な表示形式の種類として、Google は複数の用語を用いていました。
リッチスニペット (rich snippets)
リッチカード (rich cards)
エンリッチ検索結果 (enriched results)
公式ドキュメントにおいては今後は、「リッチリザルト (rich results)」に名称を統一します。
リッチリザルト テスト ツールはベータ版としての公開のため、機能に制限があります。
まずサポートしている構造化データは現状では次の4タイプです。
Job posting（求人）
Recipe（レシピ）
Course（講座）
Movie（映画）
この4つ以外の構造化データがページにマークアップされていても検出しません。
また schema.org の文法エラーを検出しないなど、ほかにも制限があります。
1. Markup (JSON-LD)
2. Schema
3. Business Profile
4. WP SEO Structured Data Schema
5. Schema & Structured Data for WP & AMP
6. SCHEMA for Article
7. Schema App Structured Data
自動で出力されるものとしては以下のプラグインがあります。
Yoast SEO
All in one SEO pack
